Method
工法紹介
工法概要
時代と共に多様化する現場環境を背景に、ますます多岐にわたる施工ニーズが増加しております。
これら施工の多くは、法面等急傾斜地、山沿いの自然法面、狭隘な場所などで行われなければなりません。
こうした厳しい施工条件のもとで、高品質の杭を施工するための、きわめて合理的・効率的な工法として開発されたのが、ロアードリル工法です。
1台でスクリュー掘削とダウンザホールハンマ掘削を使い分け、低重心でコンパクトな利点を最大限に引き出すことにより、
時代の要請に応えた安全・確実でしかもスピーディな施工を可能としました。
あらゆる地盤にあらゆる杭の施工を実現する、それがロアードリル工法です。
ロアードリル工法の特長
- コンパクト
- 低重心
- フレキシブル
- 法面等急傾斜地への設置が可能でコンパクト・低重心で安全施工!
- 仮設桟橋・仮設構台は1台のクレーンで掘削から架設まで!
- 地すべり対策抑止杭はスクリューとダウンザホールハンマ併用でスピーディ施工!
- 狭隘な鉄道近接現場等ではリーダーレスで安全施工!
- トローウェル掘削で崩壊性地盤でも優れた施工精度!
- 地盤に応じてドライ掘削、安定液中での掘削、根固め液の注入OK!
主要用途・施工例
法面等・急斜面地での施工
幹線道路の橋脚基礎・ダムの取付道路等、急峻な現場環境でこそ軽量・コンパクトなロアードリルの真価が発揮されます。 厳しい法面でもクレーンの作業半径内で安全に短期間の施工が可能です。
仮設構台の施工
山並や河川に沿って伸びる仮設桟橋・構台の施工は、掘削から架設までを1台のクレーンで対応ができ、 手延べ作業によりスムーズで能率の良い施工が実現できます。
地すべり対策の抑止杭・親杭の施工
地盤条件に合わせて、スクリュー掘削・トローウェル掘削・ダウンザホールハンマ掘削を選択できるため、 掘削地盤の変化に柔軟に対応ができ、確実にスピーディな施工が可能です。
狭い場所、鉄道近接現場での施工
架線下・桁下・鉄道近接・工場プラント内等、安全性および設置スペースの問題により、 大型機械が搬入できない現場には軽量・コンパクト・低重心なロアードリルが、幅広い適応性を発揮します。